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ホワイトニング
whitening
ホワイトニングとは
ホワイトニング(歯の漂白)は、歯の表面から色素や着色物質を除去し、より明るい白い歯を実現するための歯科 治療法です。この治療法は、歯の黄ばみや着色が気になる場合に使用されます。当院ではホームホワイトニング を行っています。
ホームホワイトニング(自宅でのホワイトニング)
カスタムメイドのマウスピース(トレー)にホワイトニングジェルを充填し、一定期間着用する方法です。
通常、数週間から数ヶ月かけて行われます。
ホワイトニングは歯の内部の変色には効果がありません。また、ホワイトニングジェルによる過剰な使用や不適切な使用方法は、歯の神経や歯ぐきに刺激を与える可能性があるため、ドクターの指示に従うことが重要です。
ただ、飲食物や喫煙などの習慣によって再び歯が着色することがあります。定期的な歯の清掃や予防的なケア、飲食物の摂取の制限などの対策を組み合わせることで、ホワイトニングの効果を長持ちさせることができます。
歯が黄ばむ原因は？
歯が黄ばむ主な原因はいくつかあります。
日常的な摂取物や飲み物
コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレーなどの色素が豊富な飲み物や食品は、歯の表面に着色しやすく、時間の経過とともに黄ばみを引き起こすことがあります。
歯の経年変化
歯のエナメル質は時間とともに摩耗し、下の象牙質が透けて見えることがあります。象牙質はエナメル質よりもやや黄色みを帯びているため、歯が黄ばむように見えることがあります。
口腔衛生の不良
正しい歯磨きやフロスの使用を怠ると、歯の表面にプラーク（歯垢）や着色物が蓄積し、黄ばみを引き起こす原因となります。
歯の内部変色
外部の要因以外にも、歯の内部で起こる変色も黄ばみの原因となります。歯の神経や血管がダメージを受けることや、一部の薬物の使用などが原因となります。
これらの要因により、歯の表面や内部に色素が蓄積し、歯が黄ばんでしまうことがあります。ホワイトニングなどの歯科治療や定期的なプロフェッショナルクリーニングによって、歯の黄ばみを軽減し、より白い歯を取り戻すことができます。
当院のホームホワイトニングについて
当院ではホームホワイトニングを扱っています。ホームホワイトニングには以下のようなメリットがあります。
1.自宅で利用可能
ホームホワイトニングは、自宅で簡単に行うことができます。歯科医院に通わずに自分の都合の良い時間にホワイトニングを行うことができます。
2.コスト効率が良い
ホームホワイトニングは、歯科医院でのホワイトニング治療に比べて費用が比較的低く抑えられます。
3.カスタムメイドのマウスピース
ホームホワイトニングでは、歯型を取り、個別に合わせたカスタムメイドのマウスピース（トレー）を提供します。このマウスピースは歯にピッタリとフィットし、均一なホワイトニングジェルの配布を実現します。
4.長期的な結果の維持
ホームホワイトニングは繰り返し行うことができます。ホワイトニング効果が薄れてきた場合、自宅で追加の
ホワイトニング液の追加を行うことで白い歯を維持することができます。
5.快適な処理
ホームホワイトニングは通常、短時間の間に行われます。マウスピースを装着し、指示に従ってホワイトニングジェルを塗布して待つだけです。通常は数週間程度必要ですが、日常生活に支障をきたすことなく行うことができます。
ホームホワイトニングにはこれらのメリットがありますが、個人の歯の状態や予算に応じて、クリニックとの 相談を通じて最適な選択肢を決定することが重要です。
ホワイトニングの流れ
①歯科医院での初診
お口のなかの検査を行います。
②治療前の評価
歯の色調や歯垢、着色の程度などを評価します。必要に応じて写真や歯型を取ることもあります。また、歯の健康状態を確認するためにレントゲンなどの検査を行うこともあります。
③カスタムメイドのマウスピース(トレー)の作成
患者様の歯型を取り、個別に合わせたカスタムメイドのマウスピース(トレー)を作成します。
④ホワイトニングジェルの選択と説明
適切なホワイトニング剤を選択し、その使用方法や注意事項について説明します。
⑤ホワイトニング治療の開始
自宅でマウスピースにホワイトニングジェルを塗布し、装着します。通常は数週間にわたって毎日数時間、または夜間に装着します。治療期間中に定期的な歯科検診を受け、進行状況や歯の健康状態を確認します。
⑥治療終了後のアフターケア
定期的な歯科検診や適切な口腔衛生の維持が重要です。また、ホワイトニングの効果を長く持続させるために、飲食物や習慣の改善もアドバイスします。さらに、定期的なホワイトニングの追加処理が必要な場合もあります。
ホワイトニング後の注意事項
ホワイトニング治療後は下記に注意してください。
飲食について
カフェイン飲料の制限
コーヒーや紅茶は歯の着色を引き起こす可能性がありますので、ホワイトニング治療期間中は摂取を制限するか避けることが望ましいです。
色の濃い飲食物の制限
色の濃い飲食物(赤ワイン、ジュース、ソースなど)は歯に着色しやすいため、ホワイトニング治療期間中は摂取を制限しましょう。
酸性飲料の制限
酸性飲料(炭酸飲料、柑橘類のジュースなど)は、ホワイトニング治療期間中、摂取を制限するか、使用後によくうがいを行いましょう。
歯を汚す食べ物の制限
色の濃い食べ物(カレーやソース、ビーツなど)や染料を含む食品(カレーライス、ブルーベリーなど)は、ホワイトニング効果を妨げる可能性があるため、摂取を制限しましょう。
知覚過敏について
熱や冷の刺激を避ける
知覚過敏がある場合は、熱い飲み物や冷たいアイスクリームなどの刺激的な飲食物を控えましょう。温かい飲み物や食べ物を摂る際には、少し冷ましてから口に入れると良いです。
歯磨きの注意
歯磨きの際には、硬さの適度な歯ブラシを使い、力を入れすぎないようにしましょう。また、歯磨き粉も知覚過敏に配慮したものを選ぶと良いです。
酸性食品の制限
酸性の食品や飲み物は、知覚過敏を悪化させることがあります。柑橘類の果物や果汁、酸性の強い飲み物を制限しましょう。
専用の歯磨き剤やマウスウォッシュの使用
知覚過敏症状を軽減するための専用の歯磨き剤やマウスウォッシュを使用することも1つの方法です。
ドクターへの相談
知覚過敏が続く場合や症状が悪化する場合は、早めにドクターに相談しましょう。 ホワイトニング治療後の知覚過敏は一時的なものであり、通常は数日から数週間で軽減されます。しかし、症状が長引く場合は、歯科医師の診断と指導を受けることが重要です。
メンテナンス
ホワイトニング治療後のメンテナンスに関する注意事項は以下の通りです
正しい口腔衛生の習慣
ホワイトニングの効果を持続させるためには、適切な口腔衛生状態を守ることが重要です。歯磨きを毎日行い、歯間ブラシやフロスを使用して歯の間のプラークや食物の残りを取り除きましょう。
定期的な歯科検診
ホワイトニング治療後は、定期的な歯科検診を受けることが推進されます。クリーニングや再ホワイトニングの処置を行います。
ホワイトニングの追加処置
ホワイトニング効果が薄れてきた場合や、再度白い歯を希望する場合は、相談してホワイトニングの追加処置を検討しましょう。
色素の強い飲食物の制限
ホワイトニング後は、色素の強い飲食物(コーヒーや紅茶、赤ワイン、カレーソースなど)の摂取を制限することが望ましいです。
ホワイトニング治療後のメンテナンスは、長期的な効果の維持につながります。定期的な歯科検診と適切な口腔衛生状態を守り、ケアを行うことで、白い歯を保つことができます。