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インプラントは保険が適用されないため、費用は医院ごとに異なります。
診断から手術、そして最終的な被せ物が入るまでの費用は、全国平均でおよそ【30万〜45万円】です。地方と比較して都市部のほうが高額になる傾向があります。また、インプラントを入れる際に骨の量が不足している場合などは、骨造成治療などの追加手術が必要になることがあり、その場合はさらに費用がかかります。
当院の費用は下記になります。
インプラント治療はインプラント体そのものが高価であるため、費用が高額になります。これは、生体親和性が高く、長期間体内に問題なく留まる安全な素材で作られているためです。入れ歯やブリッジと異なり、インプラント治療には歯茎の切開と骨へのインプラント埋入という外科手術が必要です。この手術が複雑であることも、費用が高額になる一因です。
インプラント本体を製造するメーカーは多数存在し、それぞれの製品の素材、設計、品質、価格は大きく異なります。高価なインプラントを製造するメーカーは、体への適合性や耐久性を重視し、高品質な素材を使用しています。その結果、インプラント本体の価格が高くなります。
また、高価なインプラントを製造するメーカーは、アフターケアも充実しています。インプラント埋入後も定期的なメンテナンスやトラブル対応が適切に行われます。一方、安価なインプラントを製造するメーカーは、品質やアフターケアが不十分な場合があり、トラブルが発生しやすく、適切な対応が受けられないこともあります。
インプラントは体に埋め込むものであり、10〜15年以上の長期間機能することが期待されます。そのため、信頼できるメーカーのインプラントを使用し、適切なアフターケアを受けられる歯科医院を選ぶことが重要です。価格だけでなく、インプラントの品質や医院の信頼性を考慮して治療法を選びましょう。
インプラント治療の高額な費用の一因には、安全性と確実性を確保するための設備投資があります。特に滅菌や感染予防のための設備が重要です。
インプラント手術は高度な治療であり、歯科用CTやインプラント手術専用機材などの専門的な設備が必要です。これらの設備は高額であり、その費用は治療費に反映されます。
また、インプラント手術には厳重な滅菌環境と清潔な設備が求められます。使い捨てのメスや手袋、滅菌設備、手術室の維持管理などにも多大なコストがかかります。
一方、格安のインプラント治療を提供する歯科医院では、高度な設備に十分な投資がなされていない場合があります。治療の質や安全性に影響を及ぼす可能性があるため、インプラント治療に必要な設備が導入されているかを確認して歯科医院を選びましょう。
インプラント治療は保険が適用されないため、費用を大幅に削減する方法はありませんが、医療費控除制度を活用して負担を軽減することが可能です。
医療費控除制度は、1年間に支払った医療費が10万円を超えると税金の還付を受けられる制度で、治療費用や所得額によって還付額が決まります。インプラントの費用相場は一本あたり30〜40万円なので、医療費控除制度を利用すれば数万円の還付を受けることができるかもしれません。インプラント治療を受けた際は、医療費控除の申請をぜひ行いましょう。
インプラント治療は高度な医療技術を駆使するため、医療機器のコストや医師の専門技術、設備投資、インプラント本体の価格が高価です。そのため、直接的に治療費を安くする方法はありません。
しかし、一度に支払う費用を抑える手段として、デンタルローンを利用する方法があります。デンタルローンは歯科医療専門のローンであり、インプラント治療などの高額な治療費を分割払いにすることが可能です。デンタルローンを利用することで、一度に大きな費用を支払う負担を減らせます。費用の分割払いを希望する方はデンタルローンの利用を検討してみてください。